toggle
2024-01-22

大工として生きていく

大寒も過ぎ春の近づきを感じています。
今年は暖冬で香川では雪を見ることは無く地球温暖化を肌で感じています。温暖化を止めるために工務店として出来る事を日々考えている今日この頃です。

さて今回のテーマは挫けるです。
私が25年前に六車工務店で大工を始めるきっかけは民家型工法を理解し木の扱い方、施工の仕方を習得した設計士になるためでした。しかし棟梁を経て木の事、施工の仕方が分かれば分かるほど簡素で施工しやすい施工側目線の設計ばかり追求している自分に気づきました。これに対して、他の人には出来ない自分独自の攻めた設計をする人が設計士として生きていくんだと気づきました。

今ではその攻めた設計を施工する事を誇りに思い丁寧な仕事を心掛けています。

写真は1月25日から建前をする予定の住宅の野地板(天井板)の順番を作業場で決めている様子です。
綺麗な杉の厚板です。

大工・山下

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です