思い出話

11月も半分が終わり、急に冬の気配を感じる季節となりました。

今回のテーマを書く時に、色々と過去を思い返してみました。日誌を見ながら、思い出されるのは、当時の悩み事、辛かったり、しんどかった事、悲しかった事、腹が立った事など、マイナスなイメージばかりですが、今となっては、全て笑ってしまうような事ばかりです。
何だかんだ言いながら、楽しかったのかなと、思ったりします。

そんな中、入社当時から一つだけ決めていた事がありました。
何があっても、3年は続けるという事です。数ある職業の中、大工を選び、数ある工務店の中、六車工務店を選びました。誰かに強制された訳でもなく、自分で選び、自分で決めた道です。一時の感情でやめてしまうのは、違うと思っていました。

そんなことを思って、続けていたら、3年は過ぎていて、もう10年。長かったような、短かったような、ただガムシャラに、そんな日々でした。
後のもう10年、20年はどんな風になっていくのか、不安でもあり、楽しみでもあります。まだ10年目、より一層、精進していきます。

写真は今年任せてもらった現場の一室です。大きくはないですが、今までの中でも難しい現場でした。先日、無事竣工を迎えることができました。
お客様を始め、携わっていただいた方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

大工・中矢