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2018-09-10

災害に対する意識

今年、保険会社からの依頼で大阪府北部地震と平成30年7月西日本豪雨の災害鑑定の仕事を大阪府と愛媛県で1ヶ月間させて頂きました。
この経験で、施工側として大切なことは最小限の被害に抑える建物の構造、つくりにすることはもちろんのこと、ひとつひとつの家財の配置の提案、家具の設置に関しても様々な災害を想定して行うことが重要だと感じました。

また、住まい手が行う対策、準備が実際の災害の現場を見た時にとても大きな役割を果たしていました。
それらが自分の身を守るだけでなく、家財の被害の量にもとても差が出ていました。
家での日々の住まい方でその建物の居心地や空気が変わるように、建物の防災についても住まい手の工夫や日々のちょっとした意識が何より大切な事だと強く思いました。
僕も施工者としてだけでなく住まい方についても日々精進していこうと思います。

大工・平山優陽

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