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2016-03-15

杉を学ぶ

1月より月一で仕事が終わったあと、勉強会をスタートしました。
大工・設計各自の方法でレジメをつくり自分の言葉でまとめ発表する。
普段同じ建物をみていますが、担当している分野が違います。考えているポイントが違うので、同じテーマでも切り口が異なり面白い内容になっています。実際に聞いていて「そこまで注意しながら作っていたんだ」と驚く場面もたくさんあります。
今月は自分の番です。テーマは「製材」。
もともと服飾の仕事をしていたので、建築歴はまだ浅く知らないことだらけです。ただ、服と家でものは違いますが、自分の興味は「素材」だったなと、調べながら気づきました。
杉を学んで、合理的にコントロールするあり方ではなく、杉が一番なりたいあり方を、今の時代にあったあり方で探せたらと思います。

設計・矢野裕子

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