2026-08-28
全力

新しいテーマとなり、せとうち大工 出会い編『仕事』が始まります。
僕は『仕事』という言葉の意味をふたつ持っています。
ひとつ目は、どちらかというとマイナスイメージで色々な事を割り切ってノルマを果たすような感じの意味。
ふたつ目は、プロ意識を持つ感じの意味。今回はふたつ目の話を綴りたいと思います。
我が工務店は、業界全体から言うと1%を切ったかもしれないが、全ての建築を棟梁が墨付をして大工が手刻みをしています。
機械がオートメーションでするプレカットが主流の中、なぜこのスタイルを続けるのか!
説明するには端的な言葉では説明出来ないのも事実です。
ただ僕達が誇れる最大の特徴であり武器であるとも言えます!
20何年前、僕が担当した建物が組み上がった時に、弟弟子から「間違いがひとつもない!僕に出来るのか不安です。」と言われた事がありました。
若かりし時のとんがった僕(笑)は、「俺たちの仕事は100%以外あり得ないんだよ。」と話したのを思い出します。
ひとつでも間違ったり忘れ物をしたら、建前はストップしてしまう。
そんな極度の緊張感を持って棟梁は墨を引き、考え抜いて建前を迎えます。
一生に何度も経験出来るものではありません。
施主には感謝するしかありませんが、全力で建築に向き合う事が恩返しと思ってやってきました。
若手を育てるのは本当に難しいですが、僕のやってきたスピリットを少しでも感じて貰えるように、これからも全力で自分のすべき仕事に向きあっていきたいです(昭和チック笑)
大工・六車俊介
関連記事








コメントを残す