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2026-07-22

カーペンターゲージ

 近年の木造軸組構法の9割以上がプレカットによって建てられている。
しかし、六車工務店ではほぼ全ての新築を手刻みで施工している。
手刻みとは大工が構造材に墨で線を引き、ノコやノミ、カンナなど使い刻んでいくやり方。
柱や梁などの構造材は化粧として現しになるので木肌の美しさや材の曲がりやクセなどを見極めて適材適所に木取りをして、墨付けをする。
墨付けの時にしか使わない道具にカーペンターゲージどいう道具がある。
柱や梁の中心にホゾ穴を墨付けする道具。
六車工務店のホゾは大きさが30mm 、39mm、50mm、80mm、90mm、100mmと6種類もある。強度を考えてホゾの大きさを変えている。
カーペンターゲージも複数必要だ。
しかし、プレカットが主流になった二十年前にカーペンターゲージは製造中止になった。
他にも手刻みでしか使われない道具はほとんど製造中止になった。

今でも地方に行った時に古い金物屋を見つけてカーペンターゲージが残っていないか探し歩いている。        

大工・山下 佳太

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