2026-07-10
情熱


今回からブログリレーに参加させていただきます、木工の土井です。よろしくお願いいたします。
木工をはじめたのは大学時代、世界の名作椅子に憧れ、自分で椅子をつくってみようと思いたってからです。
昔からつくることは好きでしたが、当時木工の知識など無く、作り方も全くわかりません。なんとか本や雑誌で情報を集め、模型をつくり原寸図を描きました。当時大学にあるのはわずかな電気工具と一部の手道具のみ。
材料になる広葉樹は大阪の材木屋に電話して探しました。
とにかく作ってみようとノコギリや糸鋸で木取り、電気ドリルと小刀や鑿でホゾ穴を開け、金工やすりやサンドペーパーでひたすら削り成形する日々。寝る間を惜しみ、学校に泊まり込み、四苦八苦しながら制作したことを覚えています。
カンナや鑿の使い方も知らず、ただ作りたい一心でできた椅子は卒業制作となりました。
今もこの椅子を見るたび、当時の熱量を感じる私の”モノ”づくりの原点、
今も続ける木工との”出会い”の椅子です。
木工・土井 桂一
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