2026-04-27
電動工具


先のブログで大型加工機の話があったが、大型加工機で加工された材は棟梁により「墨付け」されその後「刻み」の工程に入る。
六車工務店の作業場では今まさに刻みの最中で、手道具( ノミ、カンナ、ノコギリなど)の延長線上である電動工具は精度を追求する上でとても重要な道具。
大工の生命線と言っても過言ではない。
近年では有線だった電動工具もバッテリー化が進み無線となることでさらに便利なツールへと進化している。
しかし進化しない電動工具もある。
込栓穴を掘る込栓角ノミ機、ホゾ穴を掘る角ノミ機、大入れアリをつくる大入れ加工機、溝を掘る溝切りカッターなど。
おそらく需要がないので進化しない。
それどころか廃盤になってきている。
20年以上六車工務店の刻みを支えてくれている電動工具。
親方の代から使われている電動工具は30年以上…今も現役で本当にタフだ。
家も大工も同じで、需要がなければ進化もなく手刻みの家はなくなる。
手刻みをさせてもらえる環境、お施主様に感謝しつつ、昔の電動工具のようにタフな職人を目指したい。
(写真:①大入れ加工機②角ノミ機)
大工・長江
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