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2024-08-21

マイルール

私には譲れないというか、こうしようと決めていることがあります。
それは後悔しないように生きるということです。

私は小学校から高校まで器械体操を北海道のクラブでしていたのですが、高校に上がるタイミングで、ライバル達は皆んな内地の強豪校に移って行く中、私は自分の実力を言い訳にし、変化を恐れ、チャレンジすることをせず、一番楽である今までいた体操クラブに残るという選択しかできませんでした。
そしてその選択を私は高校三年間ずっと後悔しながら過ごしました。どんどん上達するライバルに比べて、私はダラダラと大して上達することなく。なんなら下手になって行く始末。そうすると、夢や目標を見失い、頑張る意味がわからなくなって、高校を卒業するタイミングで体操も卒業しました。
そして次はチャレンジしたいと思い、大工になろうと思い、とりあえず実家を出たいと思って、富山の専門学校に行き、一人暮らしをしました。そして富山の専門学校も2年生の中盤になった頃、就職先を決めなければなりませんでした。北海道に帰って修行するのか、富山に残って友達と修行するのか、全く別のところに行くのか。
六車工務店に行きたいと思ったのはインターンに来た時、六車工務店には私という人間は合わないと思ったからです。合わないからこそ成長できるんじゃないかと思いました。そしてここに行くのが一番チャレンジだと思ったからです。それが一番後悔しない選択だと思いました。
そして今、六車工務店で働いて、一年半弱経ちますが私はここで働けていることに後悔はありません。

写真はこの前任せてもらった木塀です。

大工・杉本

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