2023-06-30
タイミング
セミの鳴き声とともに、夏が本格的に始まろうとしています。
今回のテーマについて、最近考えていました。思えば、小中高の頃は、大工というより、何かモノ作りに携わる仕事かなとボンヤリ考えているくらいでした。
本格的に大工と決めたのは、専門学校の就職活動、終盤でした。就職活動では、たくさんの企業さんに足を運びました。その中でいくつか内定も頂いて、後はその中から決めようと思っていました。
そんな矢先、先生に六車工務店を紹介していただきました。「四国に木造で手刻みをやってるとこあるよ。」当時20歳の私には、とても魅力的に聞こえました。そこから、何が何でもこの工務店に入って、絶対大工になろうと思い、現在に至ります。
未だに、何であの終盤で、先生は言ってきたのか。もう10年以上経った今でも、分かりませんが、とても感謝しています。
写真は先日、いつもお世話になっている、奈良県の阪口製材所にお邪魔した時の写真です。とても丁寧な仕事、熱意に改めて感銘を受けました。たくさんの人の思いが乗っていることを、再確認できた1日でした。
大工・中矢
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