2022-05-31
棟木の上でも怖くない
気温が30°超えて暑さが日増しに厳しく感じられます。
現在進行中の宇多津町の現場では足場が撤去され外構工事が始まりました。もうひと頑張りです。
私が工務店で働き始めた時は民家型構法で家が建てられていました。そこから徐々に若杉活用軸組構法に移行していきました。
民家型構法から若杉活用軸組構法になった事で正方形断面の材料を使う事になり材巾が広くなりました。
宇多津町の現場の棟木、母屋は8寸角(240mm)です。垂木でも5寸角(150mm)あります。
材の巾が広いと建前の時に棟木や垂木の上を歩いていても安心感があります。
柱のホゾも大きくなって梁と柱の接地面積も広いので組み上がると構造だけでもしっかりします。
若杉活用軸組構法は建前時に大工に優しい構法です。
写真は宇多津町の建前時の写真です。棟木の上でも安心して立っていられます。
大工 山下 佳太
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