toggle
2022-05-12

ビジョンを描く

青々とした新緑と水の張られた田を映す光がきらきらとまちを包んでいます。
同時に、私たちの背中を押してくれていようにも感じるこの頃です。

事務所に入り、一年が経ちました。
まだまだこの業界には足を踏み入れたばかりですが、建築というスケールの大きさに改めて驚かされます。

一つの場所に建物が建つと、その後、何十年と人びとの居場所となり、まちの風景をつくります。

棲む人が何世代も変わりゆくことも、
時代とともに生活様式が進化することも、
予期せぬ自然災害に巻き込まれることも、
役割を終えて、建て替えられることもあります。

建物を建てることは勿論、動かすことも、壊すことも、容易ではありません。
机上で線を引いたり、消したり、するのとはまるで違い、大きな労力を伴います。

考えうる限りの状況を想定し、建物の未来を想像する。

建築の在り方として、自分たちなりの答えを導いていくことなのだと思います。

高松でギャラリーの新築工事が進んでいます。

まさに、考え方がカタチになろうとする一つの瞬間。これからが楽しみです。

設計・生川

タグ: ,
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です