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2022-03-11

人事?

物事は、何か別の表現に置き換えると分かり易くなる…?

木取りのことを「人事」だとイメージしつつ…

曲がった木に真っ直ぐになれ!といってみたり、節のある木に節はダメだ!といったところで、どうにもならない。すべての人には必ず適所がある。すべての人は適所で真価を発揮して適材になる。個性が響き合うチームは最強だ。「イカスもコロスも人事しだい!」ということだ。

優等生ばかりの木取りは実は簡単だ。むしろ、たったひとつの小さな節が気になって、いつの間にか欠点探しとなり、やがて嫌なムードが漂いはじめる。チームは混成系が面白い。棟梁(リーダー)の思想哲学がそこに現れる。そんなチーム(建築)を目指したいと思っている。

自分のクセが気になって…もう一つ元気になれない人がいたなら是非わたしたちチームのトビラを叩いてみてください。一緒に建築を楽しみましょう。

写真は高野槙の板、「節は枝」かつてその先には葉っぱがあって太陽からのエネルギーをガンガン吸い込んでいた。さあ、何に…何処に…使おうか?

(設計)六車誠二

次回からテーマは「構法」にかわります。

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コメント1件

  • 廣瀨 晃成 より:

    六車 誠二さま

    初めてご連絡させて頂きます。
    これまで建築設計に携わってきた多度津町在住の廣瀨晃成と申します。

    六車さんのことをホームページにて知り、物や事に対する姿勢、思想に共感させてもらっています。またみなさんで作られた建物を体験する機会があり、五感に訴えかける素材の響き合いを感じました。建物を作るならこうありたいと強く思いましたし、六車工務店の門を叩きたい意思が募るばかりです。

    もし可能でしたら一度お時間をいただけないでしょうか? 
    私の個性や価値観、人生観に助言を頂ければ幸いです。

    年末のお忙しい中、このようなメール申し訳ありません。

    よろしくお願いいたします。

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