2022-01-14
木を使うと言う事は気を遣うと言う事
木取りとは、使用する材をその用途に応じた形状に加工したり施工方法を検討する事。
六車工務店では木取りに時間をかける。
構造材なら背と腹、板材なら木表木裏木端、全ての材には元先(根と先端)、虫食い、水割れ、クサレ、色見、木目、節、年輪、反り、ネジレ、乾燥程度など。
どうすれば美しく見え機能するのかを考える。
大工として守るべきルールがあり、それらは一つ一つはとても小さな事。
塵も積もれば山となるように、些細なことが良い建築に繋がる。
下地材とて木の性質を逆に使ってしまうとその後の化粧面に影響がでる。
木を使うと言うことは気を遣うと言うこと。
写真:木目に気を遣った継目の木取り
大工・長江
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