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2020-10-20

木と大工

私の夢は大工…だったらしい。

小学生時代の卒業文集に書いてある。

幼い時から職人の世界に憧れていたみたいだ。

日本は国土の3分の2が森林ということもあり建築物は木造がメインだ。

建築物を施工する大工も当然木を扱うのがメインだ。

幼い頃の私の目には釘をカナヅチで打ち、カンナで木を削りノコギリで木を切るのが大工であり格好良く写ったものだ。

時代は変わり様々な材料、工法で家が建つようになり昔思い描いていた木を扱う大工が減った。

木は生き物で、生き物を扱うには時間とコストと経験が無ければうまく扱えない。

様々なケースで昔と今のギャップを感じるが、昔の良い面と今の良い面を擦り合わせ大工としても建築としても少しずつ進化したいと思っている。

昔格好良く見えた大工職人を目指して。

写真は先日竣工を迎えた外観写真になります。

大工・長江

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