toggle
2019-10-20

加工

10月も後半に入り、少し肌寒い季節になりました。工務店では現在、新築の構造材加工をしています。久しぶりの5寸角ということで、大工一同、身体が悲鳴を上げています。今回はそんな加工についてお話したいと思います。 加工とは、天然乾燥された木材の反りを取り、決められた寸法に削る作業です。木材は乾燥により、曲がり、ねじれ、寸法の減り、背割りによる変形などをしてしまいます。木材は全て同じように変形しませんから、1本1本見極めて、基準の2面を削って、残りの2面を削ります。また仕上がりが150㎜の場合、鉋の削り分や木材の減りを考えて、150㎜よりも少し大きめで仕上げます。 とても地味で根気のいる作業ですが、きっちりやっておかないと、精度や後の仕事の効率も悪くなります。家作りはこういった作業を正確に、効率よくやるのかがとても大事です。 今年も残り2ヶ月、正確に効率よくを常に意識して、頑張ります。

大工・中矢

タグ:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です