2019-10-10
主庭
三本松古民家再生工事がいよいよ竣工を迎えます。
今まで以上に時間も労力もかかりました。
新しい素材に挑戦し今までの経験を生かして大工、設計、その他多くの職人の技術が随所に見られる建築ができたのではないかと思います。
中でも庭師さんの仕事には眼を見張るものがあります。
建築において大工仕事はメイン工事だと自負していたのですが、主庭が完成するにあたりその考えは変わりました。
建築物ありきの庭ではなく、庭ありきの建築物のようです。
最近ではあまり見かけなくなった風景をリビングやデッキ、縁側から眺めるとせわしない日常から少し離れることができます。
竣工前日に大工、設計で感謝の意も込めて美装をしました。
各々が目で見て手で触れ肌で感じた良い一日となりました。
竣工誠におめでとうございます。
大工・長江 友樹
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