2017-06-30
山六商店
この度、六車誠二建築設計事務所と家具工房木乃花共働での、家具作りが始まりました。
『山六商店』とは、オリジナル家具ブランドの名称です。
以前から特注の家具を設計し、形にして納める仕事には参加させて頂いていましたが、今回のプロジェクトは、デザインから両者で作り上げる、定番家具のシリーズです。
家具に対して設計は、建築空間から、木工家は、素材、構造、からのアプローチを得意としていると思います。
定番家具のよい所は、基本デザインを元に繰り返し制作する事で、ディテールのブラシュアップが出来ることです、制作に関わっている人以外ほとんど気が付かないほどの改良が繰り返されると思います、少しでも良い家具も作る意識で望めば終わりはありません。
写真のベンチは、タブの木で作っています。
タブの木は、九州、四国、山陰地方に自生している、照葉樹林です。
肌触りがとても良い木で、しっとりしてすべすべします。経年変化で木の内側から艶を出して来る素材です。
木工家・山地裕之
関連記事