2016-10-30
建前
16日より建前を行います。
墨付け、
手刻み、
屋根仕舞までの造作材準備、
どれも、いつもの何倍もの仕事内容でした。
設計の確認申請も大変だったと思います。
それは、3坪の茶室。
使う木材は、杉、栗、桐。
杉は、いつもお世話になっている吉野の阪口製材さんがいたからこそ集まった材料等級。
栗、桐はそれぞれ京都の銘木店。
どれも、素晴らしい材料達です。
杉の一般材を使い木造住宅を作り始めて23年が経ちますが、いつもとは勝手が違います。
緊張感が、ハンパありません。
でも、その緊張感こそ、プレカットでは味わえない、大工棟梁の醍醐味だと思う。
今夜は緊張で寝られそうにありませんが、 明日が楽しみでなりません。
平成28年11月15日 火曜日
大工・六車俊介
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