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2016-05-20

墨付け、刻み

木取りが終わり、墨付け、刻みが始まりました。
墨付けというのは、木材を刻む時の目印を付ける事で、現場の棟梁が担当します。図面や模型を見ながら、どのような仕口、継手が良いか、また木材の乾き具合や動きを見極めながら、墨をしてくれています。
その後、墨付けの目印を元に刻んでいきます。
精度はもちろん、早く、キレイにを意識しています。そのためには、刻む順番、道具の準備、また木目を見ながら、鑿の入れる方向や鉋をかける方向、墨(線)を残して切るのか、中心で切るのか、消して切るのかなど注意しなければなりません。
私は今年で4年目になり、刻みでも少しずつですが、させてもらえる仕事が増えてきました。鉋で仕上げたり、胴付きを入れたりと、重要な所も増えてきました。とても嬉しいです。これからもたくさんの仕事任せてもらえるように、頑張ります。

大工・ 中矢駿佑

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